1991年、明治43年に御祖父様が開業された洋食店をビルに建て替え、その1FとBFでフレンチレストランとバーを新たに開業する、というデザインのご依頼をいただきました。
1Fのフレンチレストランは歴史の重みを残しつつ、家庭的な雰囲気も感じられるよう、中央に暖炉をデザインしました。BFのバーは、東京で働いていた時によく通った、スーパーポテトのバー「ラジオ」や、内田繁先生のバー「バルコン」をイメージして、ソフィスティケイトされた空間としました。
OPNEの前に、僕がデザインさせていただいたお店で、初めてレセプションを開かせていただきました。うれしいことに、予想以上の人たちが来て下さり、1FとBFに分けても入りきれず、道にあふれるほどでした。京都もいよいよ、おしゃれな人たちが増えてきたなってことを実感する瞬間でした。
杉木源三
開晴亭
CHEERS CLUB